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「コミュニティダンス実習」にむけて準備中!

 

こんにちは、追手門学院高等学校表現コミュニケーションコースです!

 

 

さて、2期生の自画像も終わり、間もなく2015年もあという間に2ヶ月が終了しようとしています。

 

今年度最後の大きなイベントとして、表現コミュニケーションコース1期生は、3月に老人ホームにてダンスを使ったアウトリーチを行います。

 

アウトリーチ」とは・・・

 

英語の動詞表記だと「Reach(手を伸ばす)Out(外へ)」となり、言葉そのものの意味では、「自分より少し遠いところへ手を差し伸べる」といったイメージが見受けられます。

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このことから、社会福祉の分野で、支援機関が通常の枠を超えて手を差し伸べ、支援を届ける取組のことを主に示します。

 

 

例えば、外出することが出来ない患者の家へ訪問し診察をすることもアウトリーチのひとつです。

よく目にするこのCM。


企業CM「つながる教室 篇」

教育が行き届きにくい地方の生徒に対して遠隔授業を行う、という教育分野でのアウトリーチのひとつですね。

 

***

 

さて、今回私たち表現コミュニケーションコースは、高校2年生の1期生が、介護付有料老人ホームに訪問をし、ダンスを利用したアウトリーチを体験させていただきます。

 

お邪魔する介護施設で行われているダンスは「コミュニティダンス」と呼ばれる活動のひとつとされています。

 

「コミュニティダンス」とは・・・

 

ダンスの経験の有無、年齢・性別・障がいに関わらず誰もがダンスを創り、踊ることができるという考えのもと、アーティストが関わり、教育や健康、福祉、地域活性化などにダンスの力を活用しようとする取り組みのことを示します。

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静岡)ダンスで人と地域つなぐ 県内外の150人踊る:朝日新聞デジタル

こちらは静岡で行われたコミュニティダンスの様子です。(写真記事引用)(※1)

 

写真からわかるように、赤ちゃんからおじいさんまで、様々な人が参加していますね。

 

 

このように、「ダンス」というひとつの活動を通して、世代を超えたコミュニケーションを図ること、そして「ダンス」が社会の中でどのような効果を持ちえるのかを学習する、というのが今回の実習を行う主な目標となっています。

 

 

福祉施設にお邪魔することも、

高齢のみなさんと一緒にダンスをすることも初めてだらけの体験です。

 

そのため、現在は3月の実習に向け、入念に準備を行っています!

 

先週は、お2人の講師をお呼びして事前学習を行いました。

 

 

まずは、

今回の実習にあたって制作的なサポートをしていただいている、

NPO法人 ジャパン・コンテンポラリーダンス・ネットワーク(以下JCDN)の神前沙織さん。(※2)

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神前さんは、活動の環境を整えたり、アーティストを紹介したりと、ダンスと社会をつなげるコーディネートをする活動をJCDNで行っています。

 

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パワーポイントや映像でダンスの可能性を学びます・・・

 

実際の活動の紹介を通して、ダンスがどのような人々に、どのような効果を与えているのかについて考えることができました。

 

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事前授業を受けての生徒の振り返り(一部抜粋)

 

・ダンスとか芸術ってきくと、やっぱり舞台でやるものを想像してしまうけれど、(イギリスでは)65%も舞台以外でやってることを知って驚いたし、いろんなとこでダンスは活躍してるんだなと思った。

 

・私は、ダンスは誰でもできると頭では分かっていたけど、ダンスを保育園や病院などでしているとは思っていませんでした。“・・・is for anyone and eveone(コミュニティダンスは誰にでも、全ての人のためにある)”この言葉を聞いたとき、私は今までお年寄りや、身体の不自由な人、社会的に排除されている人、文化的に多様な人などに対して目を向けていなかったと感じました。

 

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次に、実習先の老人ホームにて、「ダンスの時間」を実施している、振付家・ダンサーの山田珠実さんによる事前学習。

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山田珠実さんとは・・・

 

 早稲田大学で心理学を学んだ後渡欧し、各地でダンサーとして研鑽を積む。帰国後は主に振付家として活動。長久手文化の家、鳥の劇場明治安田生命エイブルアート・オン・ステージ等の委託、助成より振付作品を発表するほか、小学校、高齢者施設、知的障害者のグループなどにおいてもWSを行う。2011 年からはヨガの経験から、京都で中高年者を対象にヨガ教室を開講。愛知淑徳大学名古屋大学名古屋学芸大学非常勤講師。

 

 

こちらは、実際にお年寄りの方と行っている動きを体験するだけでなく、まだまだ知らない自分達の身体について多くの発見ができました。

 

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骨や筋肉など、体のつくりについて学びちゅう・・・

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まだまだ知らない体の構造に、口がポカン・・・

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実際に触って・・・確認!

 

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事前授業を受けての生徒の振り返り(一部抜粋)

 

・今日の授業では何気なく使っている手の平や腕の骨の動きを勉強しました。自分の体をしっかり理解していない人が、高齢者の人たちとワークなどできないので、今日はとてもいい経験をしました。

 

人の興味ってすごく大事だなと思いました。珠実さんは人の体だけでなく、すごく広い視野を持って興味を示しているのだと思いました。

 

・自分の体にすごく興味があったわけではなかったから、いろいろ発見があった。指は本当はどこから動くとか、腕はどこでひねっているとか、いつも使っているものなのに、まったく知らなかったんだと思った。体も人も興味を持ってあげることが大切なのがよくわかった。

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実際に体を使ったワークもたくさん行いました!

 

 ***

 

このように、講師のお2人の事前学習を通し、まだまだ知らなかった「ダンス」や、「人の体」について多くの発見ができたようです。

 

そして生徒たちは、講師の方々から、直接的に、「アウトリーチをするにあたっての心構えを叩き込まれる!」・・・といったことではなく、実感や体験を通して、実習に必要な気持ちを、築き上げつつあります。

 

今週も、授業内での事前学習は続きます。

少しでも、自分にとって学びのある体験にするために、この準備期間を大切にしましょう!

 

神前さん、珠実さん、ありがとうございました!

これからよろしくお願いします!!

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【記事注釈】

※1・・・

「静岡)ダンスで人と地域つなぐ 県内外の150人踊る」朝日新聞デジタル、2016年2月14日公開(最終閲覧日:2016年2月22日)

http://www.asahi.com/articles/ASJ2F52G8J2FUTPB003.html

 

※2・・・

NPO法人 ジャパン・コンテンポラリーダンス・ネットワーク

公式HP http://www.jcdn.org/site0000/index.html

 

 

 

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