こんにちは、追手門学院高校表現コミュニケーションコースです!
ただいま、追手門学院高校はテスト期間中!!
今回の中間考査では表現の実技試験はないので、
他コースと変わらず、すべて教科科目(国語、英語、数学などなど)のテストをうけています!
ブログやHPでは、「表現の活動」について取り上げているので、
「他の授業はどうしているんですか?」と聞かれることが度々あります。
一週間にある授業の数は、
1日6~7時間授業 × 平日5日 + 土曜4時間授業 = 合計約37時間※だとすると、
そのうち、ダンスや演劇の表現の授業は週に8時間で、
それ以外の29時間は教科授業に取り組んでいます!!
※学年によって総授業数が変わります。
表現の授業も、教科の授業も、全てがつながっています。
すべてを全力で取り組むことができれば、
将来の選択肢も広げることができるでしょう!
***
さてさて、来週のテストが終わると、
その一週間後10月22日に『茨木童子のお練』に参加します!!
茨木童子とは・・・
平安時代に大江山を本拠に京都を荒らし回ったとされる「鬼」の子。
追手門高校がある茨木市出身という説もあり、茨木市では地域のキャラクターとして親しまれています。
茨木にはこんなモニュメントがたくさん!
茨木童子に関する民話はたくさんの種類がありますが、茨木市ではこんな物語が伝えられています。
むかし、農家の夫婦に子どもが誕生しましたが、その赤子はすでに歯が生え揃い、よちよち歩きをする鬼の子。わが子の恐ろしさに母親はショック死、父親は気持ち悪がってその子どもを九頭神ちかくの森の床屋の前に捨ててしまいました。
床屋の親方に拾われて、しばらくは人間として大人しく暮らしていましたが、ある日お客の顔をカミソリで傷つけてしまい、あわててぬぐった指に付いた血を舐めたところ、その味に病み付きに!それからというものの、わざと手を滑らせて血の味を楽しむようになってしまいました。
もちろん、床屋から客足は遠のき、ついには閉店。
親方に厳しく叱られたその夜、顔を洗いに小川に向かうと、水面にうつった自分の顔が「鬼の形相」をしていることに気がつき、そのまま山奥へと入り込み、店に戻ることは2度とありませんでした。
その後、酒呑童子という妖怪と悪事をはたらき京を荒らして退治されたと言う話も伝わっていますが、自分を捨てた父親が病気と知り看病に現れる話など、親思いの人間らしい一面も語られています。
真ん中が酒呑童子、猫みたいですね
茨木市の「茨木童子」くんは、守り神として活躍しているようですよ。
そんな茨木童子の話を茂山千三郎氏が狂言にして10月23日に発表します。
この新作「2016年茨木童子」の公演をお祝いして、
私たち表現コミュニケーションコースも、
茨木市の商店街を踊りながら練り歩きます♪
ダンスの振付は、舞踊教員の福岡小百合先生!
表コミだけでなく、一般の参加者のみなさんも福岡先生のダンスを踊ります。
今回の中心は1年生!
地域のイベントに参加する・・・ということで、
「茨木」の今・未来について考えたり、
自分達の住んでいる地域についても視点を広げてみました。
お練の参加条件は「鬼の格好をすること」!
表コミ生や、地域のみなさんがどんな茨木童子に変身するのか、とっても楽しみです!
地域が明るくなるような素敵なイベントにしましょう!
・・・その前に、残りのテストも頑張りましょうね★
***
茨木童子のお練は一般の参加も可能です!
一緒に踊りましょう♪
詳細・申込みはこちらから↓
新作狂言茨木童子2016関連事業/「お練り」/(公財)茨木市文化振興財団
★卒業公演写真を更新しました!
Twitter @otemon_hyocomyu
***
―――――
参考サイト
茨木市に伝わる伝説の鬼「茨木童子」とは一体何者?! - Find Travel
―――――