※
12月15日(木)~18日(日)に行われた
2期生アトリエ公演『低速ヒロインGO』は、
4ステージで436名のお客様にご来場いただき、無事に幕を閉じることができました。
誠にありがとうございました!!
**
アトリエ公演の稽古が始まったのは文化祭公演を終えた9月。
ほとんどの生徒が演劇未経験者で、「1年時の冬に『自画像』という一人芝居を行ったけれども、みんなでやるのは初めてだし、演劇っていまいち苦手だ・・・」という意見が多く、まだ暑い時期に行われた前田さんとのワークショップ(体験型の講座、以下WS)では不安そうな顔をのぞかせていました。
しかし、前田さんによる、段階を追った丁寧なWSを受けていくうちに、次第に自分たちがアトリエ公演で取り組もうとしている演劇のスタイルを発見することができたようです。
その様子は、2期生の追手門の先生へ向けた招待文から垣間見ることができます。
『追手門学院高校の先生方へ向けた招待文(一部抜粋)』
今回のアトリエ公演では、私たち2期生の「いつもの様子」をもとに、日常が飛び出してきたかのようなリアリティのある作品つくりに挑戦しています。
演劇をする!と聞くと、○○の役を演じる、と想像する人が多いと思います。私たちも初めはそのように考えていたため、ありのままの自分の役で、体験したことがない状況を「いつも通り」に演じるのはとても難しく、不安な気持ちでいっぱいでした。しかし、普段ってどうしているんだろうと考えたり、仲間とお互いに意見交換をしたりするうちに、「私ってこんな感じだな」と知ることができるようになりました。
さらに、作品つくりでは、ぽろっと口に出したアイディアが採用されるような正解のなさや、自分にはない面白いことを他の人がたくさん持っているという発見ができて、苦手意識のあった演劇がどんどん面白くなってきました。
そして、今は、私たちが感じている面白さを、どうすればお客さんに伝えることができるかを考えながら本番に向けて練習をしています。
**
前田さんを筆頭に、自分たちで意見を出し合い、考え、挑戦し続け望んだ本番では、毎ステージたくさんのお客様にご来場頂き、去年のアトリエ公演を越える動員数を記録することができました。
※
※
※
※
本番の裏には、ご来場いただいたお客様、スタッフとして支えてくれる先輩や後輩、先生方、そして日々の生活をサポートしてくれる保護者の皆さんや友達、自分では認識しきれないほど多くの人の存在がいます。
有志で舞台裏に入ってくれた3年生たち。他の先輩も小道具や衣装に協力してくれました。
1年生は制作実習として仕込から当日制作までスタッフとして参加しました。
※※
学年を越えてひとつの公演を支えます。
無事に公演を終了することができた感謝の気持ちとともに、
今回のアトリエ公演で得たものを、表現活動以外の生活にも活かしていきましょう!!
前田司郎さん、素敵な作品をありがとうございました!!
10月22日
※
12月18日
写真※印・・・撮影 大倉英揮
***
本公演の舞台写真や、過去の活動内容は表現コミュニケーションコースHPに掲載しています。
***
おまけ・・・
色々な森の精
3年生スタッフ隊が衣装の手直しに協力中
本物の森の精、表コミの石井先生とともに電飾巻きつけ実験中