8月5日から7日にかけて行われた卒業公演、
夏休みも終わり、早いもので公演から一ヶ月が経とうとしています。
少し遅くなりましたが、写真つきで本番の様子を振り返りたいと思います。
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表現コミュニケーションコースが2014年に成立し、
迎えた初めての「卒業公演」。
なにをするにも1期生はすべてが“表コミ初!”づくし。
ダンスと演劇を通してのコミュニケーション教育、といった他高校にも類をみない新しい活動ということもあり、誰も切り拓いたことのない道なき道を常に作り続けてきました。
そんな1期生が迎えた、表コミのイベントとしては最後の「卒業公演」。
8月5日~7日の3日間全3ステージ、毎回たくさんのお客様にご来場いただき、大盛況に終わることができました。
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会場は茨木市の福祉文化会館(オークシアター)。
毎公演、200人を超えるお客様を出迎えるために、1・2年生、表コミ総出でスタッフをつとめます。
親戚、知り合い、お友達、学校関係者だけでなく、評判や宣伝を聞きつけた一般のお客様にもご来場いただけました!
☆ダンス作品☆
「VS.18.」
振付 山田うん
アフリカンミュージックに乗り、大地を踏みしめ25分間動き続ける本作品。
舞踊チーム高校生8名は、エネルギーの塊となり舞台上を駆け抜けました。
ときには他者と繋がり、ひとつの生きもののようになったり、
また、ときには、ひとりでしっかりと舞台にたったり・・・
「18歳」である今の現在の彼ら彼女らが、自分達と戦っている姿がダンスを通して伝わってきました。
毎公演、25分間、踊る意味を考え続けながら、
そして、命を燃やしながら踊りきりました。
舞踊作品、終演後のあいさつの様子
振付の山田うんさん、ありがとうございました!
☆演劇作品☆
作・演出 多田淳之介
「ロミオとジュリエットと私たちと夏」
演劇チームは、タイトルからわかるように、
シェイクスピア作、イギリスの超超有名古典『ロミオとジュリエット』に挑戦しました。
2016年・表コミ1期生版のロミジュリは、
大阪ということもありなんと漫才からスタート・・・!
そしてそしてなんと、
ロミオは8人、ジュリエットは9人!!!
※なんと、このシーンで舞台にいるのは、ロミオとジュリエットだけなんです(!)
このシーンも・・・
このシーンも・・・
まったく関係がないように見えて、
しっかりとシェイクスピア「ロミオとジュリエット」の話に沿って作られているんです。
みなさんが想像するロミジュリとは、
ちょっと想像から離れたものではないでしょうか?
有名なバルコニーのシーンです。「ロミオ、どうしてあなたはロミオなの?」というセリフも有名ですね。
「ロミオとジュリエットと私たちと夏」ではこのようなシーンに。
時代や演じられる国によって作品も変わってくるというのは、
もともとある戯曲(お芝居の台本)に挑戦する、演劇の面白さでもあります。
本作品は、多田淳之介さんの演出によって、
1期生らしい、賑やかでみずみずしいロミジュリになりました。
作・演出の多田淳之介さん、ありがとうございました!!
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演劇から続く最後のシーンでは、
舞踊チームも登場し、27人全員が揃って舞台に立つことができました。
毎公演、お客様からの温かい拍手とともにカーテンコールを迎えました!
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こうして、3日間、全3ステージを、
毎回200人を超えるお客様にご来場いただき、
無事に終演することができました。
誠にありがとうございました!!
さらに、この公演で素晴らしい作品を一緒に作っていただいた山田うんさん、多田淳之介さん、本当にありがとうございました!
そして、本公演だけでなく、
これまでご来校いただいた講師のみなさま、
保護者のみなさま、追手門の先生方、友人、先輩、後輩、
追手門に送り出してくれた中学の先生方・・・
ここには挙げきることができないほどの沢山の人たちの協力を経て、この公演は実現しました。
ここで感じた感謝の気持ち、そして素晴らしい公演を上演することができた経験を忘れずに、残りの学生生活、そして今後の人生を歩んでいきましょう!
※ここに掲載しきれなかった舞台写真は表現科HPにて近日公開予定!
写真撮影:大倉英揮(黒目写真館)
★表コミ次の行事は、今週土曜日のオープンスクール!
2期生、3期生も頑張りましょう!!★
体験会ご予約も受付中!
詳細→表現科HP
【卒公・番外編】
3日目、岩本教頭先生によるご挨拶の様子
ミラーボールのもと、お話をしていただきました☆
ありがとうございました。
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Twitter @otemon_hyocomyu
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