こんにちは!追手門学院高校表現コミュニケーションコースです。
みなさまのご協力のもと、
1月31日~2月3日の全4ステージを合計414名のお客様にご来場いただき、
無事に幕を閉じることができました。
ご来場、誠にありがとうございました!
この『自画像』では、「自分自身」をテーマに一人で台本をつくり、一人芝居に挑戦しました。
自画像の詳しい説明はこちらの記事をお読みください。
「自分自身」をテーマに演劇作品を作るには、まずは自分自身を客観的にとらえる必要があります。
「自分のことは自分が一番知ってる。そうじゃなかった。」
「俺は、今まで向き合ったことのない、近くて遠い、よく知って知らない自分と向き合いました。」
「今までこんなに自分について考えたことがなかったので、新たに自分のことについてたくさん知れたことがありました。」
これは、作品創作の途中で出演者が書いたメッセージの一部です。
このように「自分」をテーマにした作品つくりを通して、
とらえきれていなかった、またはとらえていてもハッキリと意識したことがなかった「自分」に直面したようです。
舞台上には自分たちの好きなものを!
それでは、そんな自画像公演を観て、お客様はどのような感想を抱いたのでしょうか。
ここではお客様のアンケートを一部ご紹介したいと思います。
自分と共感できる事が多くあった。自分だけじゃないんだと思える事もできたし、身近にそんな人がいるんだとあらためて考えることもできた。(高1)
自分と思いが重なるところもあり、自分の内に抱えて外に出せない思いを代弁してくれているようで、とても力をもらいました。(高1)
必ずしも前向きな最後ではなかったり、悩み続ける作品もあり、自分と葛藤する心情が伝わってきました。(中略)私は聞く立場なのにもかかわらず“自分”についてこちらも考えさせられる公演でした。(高1)
自分の心の中を見つめるって苦しいなぁと思いました。(中略)そんな自分と真正面から向き合ったこの冬は忘れられない大切な時間になったと思います。(保護者)
自分のことを「考える」機会ってなかなかないと思う。あったとしても真剣に向きあうのは難しい。向き合ったとして、そこから浮かびあがってきたものを認めるのは、しんどい。
そしてそれを表現するなんて、ありえないことだと思っていた。
それぞれの段階をこえられた方々に敬意を表します。
そしてこれからもっと次の段階にそれぞれ向かっていかれることだと思います。すばらしいことです。僕も頑張ります。ありがとう。(教職員)
このように、舞台上で観られる21人の「自分」を観て、改め「自分」について考えるお客様もいらっしゃったようです。
初舞台を踏むなかで創作の難しさや、自分の至らなさにたくさんぶつかりました。
良かったこと、そして後悔したこと、
その瞬間に感じたり考えられたりしたことをどうか大切にしてください。
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さいごに・・・
学校の授業やクラブ活動と並行して行う表現コミュニケーションコースの活動には、多くの人のサポートによって成り立っています。
公演の稽古時間を割くため様々な協力してくれた教科の先生、友達、先輩後輩、顧問の先生。本番前の遅い練習をサポートしてくれた家族。
その他にも、自分が認識できない部分で、沢山の人々の支えがあって、『自画像』という舞台に立つことができました。
それぞれが実感できた感謝の気持ちを、言葉だけでなく日々の行動で返していきましょう。
そして、4月からは頼れる先輩になれるよう、日々の生活を頑張っていきましょう!
まずはあと2週間後にはじまる学年末考査で結果を・・・★
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Twitterはじめました
@otemon_hyocomyu
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