追手門学院高校・表現コミュニケーションコース活動ブログ

大阪府茨木市にある追手門学院高校・表現コミュニケーションコースの活動ブログです。普通課のカリキュラムに週8時間、演劇とダンスの表現教育を行っています。日々の活動の様子をお伝えします!

入学式&始業式・対面式!

こんにちは、表現コミュニケーションコースです!

 

先日の土曜日(4/7)に入学式、

そして本日4/9に始業式&対面式が行われ、

いよいよ新年度がスタートいたしました!!

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今年の新入生は、表コミ第5期生

 

表現コミュニケーションコースは、他学年の公演にスタッフとして参加したり、イベントで同じ舞台上にたったりと、学年を超えて交流する機会が多いです。

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後輩は先輩の姿をお手本にできるように、

先輩は後輩のお手本になれるように、そして後輩の姿から学びとるような気持ちで、

お互いに切磋琢磨していきましょう!

 

ご入学&進級、誠におめでとうございます!

 

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表コミHP 

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表現教育ミーティング2018、開催しました!

3月10日(土)、本校表現演習室において「表現教育ミーティング2018」を開催いたしました。

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本校教員より表現コミュニケーションコースでの実践・研究発表をおこない(「表現教育における“身体”について」、「違いを認める学級経営」)

 

 

そして早稲田大学文化構想学部(文芸・ジャーナリズム論系)

教授・水谷八也先生から

「言葉から はみ出た身体 ひろいあげ 見つめる時に 世界は変わる かも ~演劇教育の可能性をめぐって」

と題したご講演をいただきました。

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その後には、ラウンド・テーブル形式で水谷先生を囲んで参加者とともに交流の時間を持ちました。

 

外部公開も兼ねてお知らせさせていただき、

様々なバックボーンの皆様にお集まりいただきました。

また学校内からも教科が異なる教員が集まり、

現在の社会や教育現場の課題を解決する、ひとつのアプローチとしての表現教育の可能性について活発な意見交換ができ、大変有意義な機会となりました。

 

水谷先生、ご講演ありがとうございました。

そして、参加者の皆様も本当にありがとうございました!

 

またこのような機会を設けたいと考えておりますので、

その際は皆様奮ってご参加くださいませ!

 

追手門学院高校  表現教育ミーティング 開催のご案内

追手門学院高校
表現教育ミーティング2018 を開催します!

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2017年度もいよいよ大詰め、今年度最後の表コミプレゼン、表現教育MTです!

創設4年目が終わろうとしている今、
これまでの教育実践・蓄積をふり返り、次につなげていこうと考えております。

本校表現担当教諭の発表だけでなく、
本コース創設時からこの教育を研究していただいている

早稲田大学文化構想学部教授、水谷八也先生にもご講演いただきます。

混迷の現在、未来を創る新しい教育の可能性を探る5時間。

表現教育やコミュニケーション教育に興味のある方、

新しい教育を模索されている方、

すでに実践されている方、これから実践したいと考えられている方、

是非ご参加下さい!

  実施日  3月10日(土)13:00~18:00

  会 場  追手門学院高等学校 表現演習室
       〒567-0008 大阪府茨木市西安威2-1-15
  内 容
       12:30   受付

       13:00   開会

       13:10   表現コミュニケーションコース概説

       13:30   研究発表1 表現教育実践報告

       14:00   研究発表2 受講者の成長について

            ーー休憩ーー
       14:50   講演 水谷八谷先生早稲田大学文化構想学部教授)

            「言葉からはみ出た身体ひろいあげ 

             見つめる時に世界は変わるかもーー                                                                                                                                                   

             演劇教育の可能性をめぐって」

            ーー休憩ーー

       16:10   ラウンドテーブル

       17:40   閉会     

 

申込〆切:3月3日(土)

 

申込方法:

件名を「表現教育MT申込み」とし、

本文に「①お名前(ふりがな)②生年月日③所属④バス利用の有無とご乗車駅(JR茨木・阪急茨木市駅)」を明記の上、

m_yatabe@otemon-jh.ed.jp までメールでお申し込み下さい。

なお、参加理由を簡単にお書きいただけますと幸いです。

お申し込み後こちらからご返信申し上げます。

 

  皆さまのご来校をお待ち申し上げております!

 

 

特別講座「コミュニティダンス実習 事前講座(講師:山田珠実さん)」

2/20に表現コミュニケーションコース3期生(高校2年生)対象で
振付家、ダンサーの山田珠実さんを講師にお迎えし、特別講座を開催いたしました。

 

山田珠実さんとは・・・

 

早稲田大学で心理学を学んだ後渡欧し、各地でダンサーとして研鑽を積む。帰国後は主に振付家として活動。長久手文化の家、鳥の劇場明治安田生命エイブルアート・オン・ステージ等の委託、助成より振付作品を発表するほか、小学校、高齢者施設、知的障害者のグループなどにおいてもWSを行う。2011 年からはヨガの経験から、京都で中高年者を対象にヨガ教室を開講。愛知淑徳大学名古屋大学名古屋学芸大学非常勤講師。

 

 

 

3期生は来月に、介護付き有料老人ホームにて「コミュニティダンス実習」を行います。

 

 

コミュニティダンスとは・・・

ダンスの経験の有無、年齢・性別・障がいに関わらず、誰もがダンスを創り、踊ることができるという考えのもと、アーティストが関わり、教育健康福祉地域活性化などにダンスの力を活用しようとする取り組みのことを示します。

<ダンス王国Shizuoka> コミュニティダンス・フェスティバル2016

「2014ダンス&アートセレブレーション」の様子

静岡市文化復興財団キニナルスキニナルプロジェクトHPより引用

 

おじいちゃんからお兄さん、お母さんから子ども、いろんな人が参加していますね。

場所も劇場ではなく、廃校になった学校や商店街、様々な場所で行います。

 


このコミュニティダンスを

今回はアーティスト山田珠実さんのもと、高齢者である利用者さんと一緒に行います。

 

そのための事前講座として、今回は追手門に珠実さんをお迎えしました。

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実際に老人ホームで踊るワークに一緒に取り組んだり・・・

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他者と触れるため、まずは自分の身体の構造を知ったり・・・

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骨の位置や身体の構造、改めて驚くことばかり!

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自分の身体をさすさす・・・不思議だなぁ


2時間では収まりきらない濃密な講座となりました!

 

珠実さん、ありがとうございました!!

 

3月の実習もよろしくお願いいたします!

 

 

授業公開DAY、実施しました!

 

本校の表現教育および先進的な授業の取り組みを外部の方に公開する、という趣向のもと2/16(金)と2/17(土)の2日間にかけて「授業公開DAY」を開催いたしました。

 

2年生クエスト・エデュケーションでのプレゼン発表の授業や
オールイングリッシュで展開されるコミュニケーション英語(1年生)を見学いただきました。


そして表現コミュニケーションの授業では

2年生と1年生の「演技」の授業をご見学いただきました。

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なにやら不思議な光景!でもこれ、授業中です。

これは「肘から先で会話をする」(2年生)というワーク中です。

 

関西のみならず関東方面から、教育関係をはじめ演劇関係者や学生さん、その他様々なバックボーンをお持ちの参加者の皆様にご来校いただきました。

ありがとうございました!


来年度におきましても追手門の教育活動を発信していきたいと考えております。
その際は、皆様是非とも奮ってご参加くださいませ!

 

4期生、自画像公演ありがとうございました!

こんにちは!追手門学院高校表現コミュニケーションコースです。

 

みなさまのご協力のもと、

1月31日~2月3日の全4ステージを合計414名のお客様にご来場いただき、

無事に幕を閉じることができました。

ご来場、誠にありがとうございました!

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この『自画像』では、「自分自身」をテーマに一人で台本をつくり、一人芝居に挑戦しました。

 

自画像の詳しい説明はこちらの記事をお読みください。

otemon-hcc2014.hatenablog.com

 

「自分自身」をテーマに演劇作品を作るには、まずは自分自身を客観的にとらえる必要があります。

 

 

「自分のことは自分が一番知ってる。そうじゃなかった。」

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「俺は、今まで向き合ったことのない、近くて遠い、よく知って知らない自分と向き合いました。」

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「今までこんなに自分について考えたことがなかったので、新たに自分のことについてたくさん知れたことがありました。」

 

 

これは、作品創作の途中で出演者が書いたメッセージの一部です。

このように「自分」をテーマにした作品つくりを通して、

とらえきれていなかった、またはとらえていてもハッキリと意識したことがなかった「自分」に直面したようです。

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舞台上には自分たちの好きなものを!

 

 

それでは、そんな自画像公演を観て、お客様はどのような感想を抱いたのでしょうか。

 

ここではお客様のアンケートを一部ご紹介したいと思います。

 

自分と共感できる事が多くあった。自分だけじゃないんだと思える事もできたし、身近にそんな人がいるんだとあらためて考えることもできた。(高1)

 

自分と思いが重なるところもあり、自分の内に抱えて外に出せない思いを代弁してくれているようで、とても力をもらいました。(高1)

 

 

必ずしも前向きな最後ではなかったり、悩み続ける作品もあり、自分と葛藤する心情が伝わってきました。(中略)私は聞く立場なのにもかかわらず“自分”についてこちらも考えさせられる公演でした。(高1)

 

自分の心の中を見つめるって苦しいなぁと思いました。(中略)そんな自分と真正面から向き合ったこの冬は忘れられない大切な時間になったと思います。(保護者)

 

自分のことを「考える」機会ってなかなかないと思う。あったとしても真剣に向きあうのは難しい。向き合ったとして、そこから浮かびあがってきたものを認めるのは、しんどい。

そしてそれを表現するなんて、ありえないことだと思っていた。

それぞれの段階をこえられた方々に敬意を表します。

そしてこれからもっと次の段階にそれぞれ向かっていかれることだと思います。すばらしいことです。僕も頑張ります。ありがとう。(教職員)

 

このように、舞台上で観られる21人の「自分」を観て、改め「自分」について考えるお客様もいらっしゃったようです。

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初舞台を踏むなかで創作の難しさや、自分の至らなさにたくさんぶつかりました。

良かったこと、そして後悔したこと、

その瞬間に感じたり考えられたりしたことをどうか大切にしてください。

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***

 

さいごに・・・

 

学校の授業やクラブ活動と並行して行う表現コミュニケーションコースの活動には、多くの人のサポートによって成り立っています。

 

公演の稽古時間を割くため様々な協力してくれた教科の先生、友達、先輩後輩、顧問の先生。本番前の遅い練習をサポートしてくれた家族。

その他にも、自分が認識できない部分で、沢山の人々の支えがあって、『自画像』という舞台に立つことができました。

 

それぞれが実感できた感謝の気持ちを、言葉だけでなく日々の行動で返していきましょう。

 

そして、4月からは頼れる先輩になれるよう、日々の生活を頑張っていきましょう!

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まずはあと2週間後にはじまる学年末考査で結果を・・・

 

 

***

 

表現コミュニケーションコース

追手門学院中・高等学校
 

Twitterはじめました

@otemon_hyocomyu

 

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2期生卒業式&4期生自画像公演始まりました!

こんにちは、追手門学院高校表現コミュニケーションコースです。

 

1/30に、追手門学院高校66期生 卒業式が行われ、

表コミからも2期生11人が巣立っていきました!

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1期生が切り開いた表コミの道を、

少ない人数ながらも、しっかりと踏み固めてくれた2期生。f:id:otemon-hcc2014:20180202131958j:plain

その功績は脈々と後輩に引き継がれています!

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これから、11人の道は違えども、

表現教育によって培った力をそれぞれの場所で発揮できるよう頑張ってください。

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ご卒業、おめでとうございます!!

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★おまけ・成長の奇跡★

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1年時の自画像公演~

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2年時のアトリエ公演!

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卒業公演!

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さて、卒業式の翌日より

68期『自画像』公演が開幕いたしました。

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A・Bの2チームに分かれた公演も、今日で折り返し。

つまり、Aチームは本日が最後となります。

 

3ヵ月間、向き合ってきた「自分」という作品を

最後まで大切に臨みましょう!

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アップ中!元気に身体を動かすぞ~~

 

※自画像公演は学内関係者のみの公演となります。

 

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